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 『幼少の帝国』・成熟を拒否する日本人
               新潮社
         
              阿部和重・著


2012-07-21 120721本の表紙pa 002
 



 ・・・・・・日本人の「成熟拒否」が盛んに議論されている、と阿部は書くが私は知らないな-。
       
       しかし、阿倍の日本論・日本人論は面白かった。

       日本人の「成熟拒否」は1945年に始まるという。
       昭和天皇がアメリカ大使公邸を訪れ時の写真。
       モーニングで直立不動の天皇に対しマッカーサーはラフな服装で腰に手を当てている。

       この写真を見た斎藤茂吉は「ウヌ!マッカーサーの野郎」と日記に書いてるそうだ。

       しかし、日本人が驚いたのは背の高低差。
       神であった天皇が肩までしかない。
       アメリカは大きくて日本は小さい。

       この小さい日本がどのようにして復興していくのか?
       それは小さいことこそが素晴らしいと言える社会を築くこと、だったのでないか。

       そして日本はいまや電子部品・精密機械の小型化に邁進する。

       iphoneの34%は日本製だし携帯バイブレーションの小さいこと。・・などなど。

       『小さいことを目指せば間違えない』
       と阿部はいう。

       戦艦ヤマトを作ったからいけない(巨大化)。

       原発も人手に余る巨大なもの。

       「日本は巨大化=強大化を志向すると失敗する」これが阿倍の結論。


       なるほどなー!!
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2012.08.10 / Top↑
 
『失われた30年』 逆転への最後の提言

        
                     金子勝      NHK出版新書
                     神野直彦


2012-06-27 120627本の表紙R10 010






   序章  何度、同じことを言わせるのか!
   第一章 不良債権化する原発
   第二章 社会保障と財政
   第三章 TPPのウソ
   第四章 逆転への提言



        ・・・・・・ここではTPPについての著者の言い分を・・・

 
 ○  アメリカの覇権体制がいよいよ最終段階にいったことを示すもの。
    したがって米国ルール圏輸出を伸ばす以外に手段がなくなっている。

 ○  アメリカのルールを他国に強要することで利益を得ようとしている。
    アメリカが威張れる国は、いまや日本と韓国しかない。

 ○  アメリカが日本の市場に入ってくるためのもの。

 ○  日本の健康保険制度もあぶなくなるよ。

 ○  aseanの各国もTPPには入らないだろう。インドも。
   彼らはアメリカのいいなりにやられたらたまらない・・と思ってる。



    ・・・・・・・・・佐藤優らと対立するかんがえですが・・。


    ・・・・・・・・・今後の日本は『知的資本の蓄積』がポイントだという。

    彼らの提言は

     ① 電力については、発電と送電を分離。
       送配電網は国がシステムを整える。

     ② 地域分散型ネットワークを作る。

     ③ 社会保障は現金給付からサービス給付に。

     ④ エネルギー転換に応じたシステムや医療サービスの輸出。

     ⑤ 知的能力と知識資本を蓄積する福祉国家の構築。
            
2012.07.22 / Top↑
 経済も行政も知らない素人政治家を松下政経塾が量産している。
 という著者は榊原英資、元官僚



 『なぜ日本の政治はここまで堕落したのか』 榊原英資・朝日新聞出版


2012-06-27 120627本の表紙R10 002


 今の総理は軽い、代議士も軽い、官僚を使えない。
 それは他の仕事を知らない(経験してない)で政経塾などを出てすぐ政治家になる。
 それで国民のことが分かるか?

 松下政経塾は松下幸之助が作った財団法人。
 いま野田、前原、原口、玄葉など38人の国会議員がいる。
 お友達内閣である。

 かってマックス・ウエーバーは「政治家になると言うことは悪魔と関わりを持つことだ」といった。
 政治家に必要なのは「心情倫理」ではなく「責任倫理」であるクリーンであることより、結果を重視することの方が重要なのだ。

 という。


 この言葉は別の本でもでてきたなー!

 マニフェストを無視して「言葉明瞭・意味不明」で増税をするより、約束したことを守ろうという小沢一郎の方がまともなのだ・・・・・という。





 さらに国会議員の歳費が高いという。
 
 歳費のみ(諸手当を除く)

 日本 2363万円
 米国 1334万円
 英国  493万円
 独  1800万円
 仏   680万円

 日本はこのほか秘書給与、文書費、交通費・・・等々を入れると約5000万円になる。

 ヒャーすごい!!!

         議員歳費を半減せよ!


 県議も日本は2000万円を越えるが、諸外国は100万円以下。
 ほとんどボランティアでやっているということ。

 そうそう、 地方議員はボランティアでいい。



 選挙至上主義の弊害
 明治以来の日本の政治
 官僚たち

 ・・・・・などなど。

                              (iroiro7)
2012.07.05 / Top↑
 『国が亡びるということ』 (佐藤優・竹中平蔵)中央公論新社


 小泉内閣の「新自由主義」政策を厳しく批判してきた佐藤優と小泉内閣の経済政策担当大臣だった竹中平蔵の対談集。

2012-06-27 120627本の表紙R10 001


 佐藤曰く「竹中の本を読んでると彼は新自由主義者ではない」という。

 エーッ!
 そう言われても当時の経済担当大臣だよ。
 ならばそのときなぜ軌道修正しなかったのか?・・・おかしい。
 日本経済をメチャクチャにしたあの5年をどうしてくれる。
 
 まー、それはおいて。
 竹中の野田評 『言語明瞭、意味不明』 は傑作。

 TPPについては二人とも即参加すべし!の立場。
 「これはアメリカの太平洋戦略の貿易協定」であるという。それは間違いないと思う。だから心配なんだよ。
 イラクで失敗しアフガンで行き詰まったアメリカの行き場所はいまやイエスマン(日本・韓国)のある東アジアしかないのだから。

 佐藤に言わせると、日本のTPP参加表明に「中国はうろたえロシアは驚いた」という。
 これは中国包囲網であり、ロシアも参加して良いと思っているという。(ここらは佐藤の独壇場ですね)
 なぜならロシアの仮想的は中国だから・・・と。
 ホー・・・!そうなのか!

 
 消費税増税 については二人とも反対。
 消費税増税による増収見込みは13兆円だが、税金徴収をきちんとやれば12兆円はいる。
 いまの十五三といわれる税金徴収をちゃんとやれ・・というわけです。

 これには異議なし。
 サラリーマンは初めから税金が取られていて100%まずもれない。しかし自営業は50%、農林水産業社からは30%しか取れてないわけ。

 サラリーマンよ怒れ!!!



 ・・・・

 ・官僚の質の低下、
 ・金正日の死亡情報を中国・ロシアは知っていたか?
 ・橋下徹氏の思想はファシズムではなくマッカーシズムである。
 ・政策作成キーパーソンは斉藤つよし官房副長官である。

 などなどまだイロイロあります。
2012.07.02 / Top↑

 消費税増税問題も山場。

 その野田総理を表してのこの言葉。

 言い得て妙ですね。
 ん、いい 『言語明瞭・意味不明』

 ただこの言葉、私の嫌いな竹中平蔵の言葉(いずれこの本は紹介します。)


 野田総理に話をもどせば、今回の消費税増税は大義名分がない。

 代議士の年俸はイロイロ合わせると年5000万円にもなるらしい。
 まず自らの身を切ることから始めなきゃ-。
 定数減なんかしなくていいから、歳費を半減すること。


 自身が2009年8月15日の演説で「天下りというシロアリを退治しないでなにが消費税増税か!」と叫んでる。
 武士に二言はないはず・・・・だが今は平成。
 嘘でも何でもokなノダ。 
2012.06.25 / Top↑

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